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7万Kmを越えてタイヤの角がちょっと摩耗。FIAT500の乗り心地も変化

トラブル・故障・劣化
この記事は約5分で読めます。

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購入から4年9ヶ月が経ち、77,000km走行しました。
最近乗り心地も変化してきて、特にスポーツ走行を行うと違和感を感じるようになりました。うん、あまりいい印象ではないのです。

舵を切り駆動もするフロントタイヤとついて回るリアタイヤ、摩耗具合も当然違いますのでバランスよく前後を摩耗させてきっちり使ってやるには定期的に前後の入れ替えが必要です。

前回のタイヤ交換は約68,000km。それからずっとタイヤローテーションもせずに乗ってきたのでいつもお世話になっているタイヤショップさんにてローテーションをお願いしたところ、タイヤの摩耗に今までは違う変化が確認できました。
僕の感じた違和感はしっかりとその軌跡というか傷跡として残っていました。ちょっとだけ、ですけど。

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最初にどう乗り心地が劣化したのか

スポーツ走行時の印象がどう変わったのか説明したいと思います。
納車から60,000kmぐらいまではアンダーステア(カーブでフロントがカーブの外側へ膨らむ)が強い傾向でした。特にリアタイヤの接地感がかなりあり、オーバーステア(カーブでフロントがカーブの内側へ過度に入り込む=リアがカーブの外側へ膨らむ)ことも無いのです。

これは一般的な前輪駆動車の特性でもあるのですが、アンダーステアの方がコントロールしやすくアクセルを緩めればアンダーステアが収まりスッと曲がっていくという、前輪駆動車での「普通なこと」とも言えます。

最近、その「普通」に変化がじょじょに感じられるようになってきました。
オーバーステアまではいかないのですが、リアに踏ん張りが効かなくなって滑る感じがするのとアンダーステアも大きくなってきました。全体的にグリップ力が低下し滑りやすくなり気持よくスポーツ走行ができません。

もちろん雪道を走行しているような大げさな感じではなく自分のイメージする走行ラインと、実際のクルマが走ろうとするラインに若干のズレが有り、この差に違和感を感じるのです。
さらに、車体が右前ー左後、左前ー右後といった具合に対角線上に揺れます。段差を越えても上下の揺れがなかなか収まりません。

これらは足回り、ショックアブソーバーなどが劣化してきたと考えるのが普通でしょうか?走行距離が増え、ヘタリとも重なりアライメントに変化が生じている事も考えられます。
とにかく気持のいいキビキビとしたドライブが出来ないのです。だいぶ危なっかしい「感じのする」クルマになってきました。
もちろん、普通に街を流したり高速道路を走行するなら全く影響はありません。急なレーンチェンジや峠などをブイブイとスポーツ走行するとわかるだけです。

もっと詳しく書いてある過去のブログ記事はこちら
「純正サスペンションが劣化したのかFIAT500の乗り心地が変化?」

この変化がタイヤに摩耗としても、現れたということでしょうか?

タイヤの状況

フロントタイヤ画像(写真はリアに装着中のもの)↑↑

ローテーションする前はフロントに履いていたタイヤ。舵切りをしたり駆動しているため摩耗も大きいです。それなりに角も丸く摩耗しています。僕の運転の仕方にも心当たりがあります。オーバースピード+ハンドルの切りすぎというのも否定できません(笑)

フロントタイヤには大きな問題は無いかと思います。

リアタイヤ画像(写真はフロントに装着中のもの)↑↑

さっきのとは逆でローテーションする前はリアに履いていたタイヤ。リアということは舵切りをするフロントよりも摩耗も少ないのが一般的ですが、摩耗にフロントと大した差は見られません。角も丸く摩耗しています。

まぁ運転の仕方が悪いよね・・と言われてしまえばそれまでなのですが、前回交換と同じタイヤ(TOYO DRB)でも見られなかった現象です。

まとめると、以前より角が「摩耗する」ようになりました。

違和感はしっかりと形に残る

同じような走り方(たぶん)をしていたのにもかかわらずリアタイヤの摩耗が増え、それはしっかりと傷跡として残っていました。

車高が変化してアライメントに変化があったのでしょうか?以前よりも大きくロールするようになりタイヤの接地位置が変わってきたりしたのでしょうか?
このあたりはちゃんと測定して「数値」で比べないとわかりませんね。残念ながら「基準」を測定していないので変化量もわからないのですが・・・。
現在の値で把握することもできるでしょうが、それだけのために測定にコストをかけるのはちょっともったいない気もします。

運転するとグリップ感の低下や操作性に変化などは感じることができるわけですが、ぶっちゃけ気になりつつも「ま、いいか」とスルーしてしまっていました。でも実際にショップでタイヤの摩耗を指摘してもらえると「だからか!」と事実を認識することができます。
何回も書きますが、仮に直さなくてもすぐに事故につながるとか危険であるとかではありませんし、単純に空気が減っているだけとかだったりします。でもクルマの変化を認識しておくだけでも運転の心構えが大きく違ってくるかなぁと思っています。

これからも「趣味」として、細かくタイヤの変化を記録していきます(笑)

近い未来、純正品ではなく車高調整式のサスペンションキットに交換して足回りのリフレッシュをすると思います。
純正品を乗り倒して変化を「実感」した後にアフターパーツに交換してまた変化を「実感」する。2度も楽しめる機会がありワクワクで胸いっぱいです。

今までのタイヤ記事はこちら。

【車両データ】
車名・グレード:FIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)
カラー:ボサノバホワイト
右ハンドル・5速セミAT「デュアロジック」

総走行距離:約77,400km
平均燃費(エアコン常に使用):15.2km/l
高速道路走行時の平均燃費(名古屋←→東京):20.2km/l

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