昔のクルマはバッテリーが弱ってくるとその前触れというかが分かったものでした。セルモーターの回りやパワーウインドーの開閉が遅くなったり、ヘッドライトが暗くなったり・・。
が、今どきのクルマは違うようです。ついさっきまで何の問題もなかったのに突然エンジン始動ができなくなる、と。
というのも、現代のクルマは電気を多く使うためバッテリーは一番効率の良い領域を限界ギリギリまで使用できるようになっているからだそうです。で、その限界ラインを越えると突然エンジンがかからなくなってしまう、と。
10月10日、まさに僕のFIAT500がそうなりました。
前日100km以上走行し、普段通りに駐車し次の日、動かなくなりました(笑)
なんていうかもう・・・。
「さて家から出よう」としたらこの有様です。
セルモーターが回りません。デュアロジックからのウィーンという駆動音もしません。
そしてどんどん増えていく警告灯。パワーステアリング、ESP・・・。エンジン始動していないのにあれれ?回転計もおかしな動きをします。
他のクルマのバッテリーを繋いでのエンジン始動もセルモーターの回りが弱く無理でした。なんてこったい。
諦めてディーラーさんに連絡。ロードサービスを呼んでいただけることになりました。
FIAT500は、購入後3年間は無料でのロードサービスが付いてきます。顧客サービスの一つですね。
40分ほど待つとローダーが到着。
その後大型の始動用バッテリーを2個並列で繋ぎエンジン始動させました。
が、走行は危険ということでローダーに載せディーラーまで運ぶことになりました。
ディーラーにてシステム・コンピューターのチェックとバッテリー交換を行いました。
バッテリー代と工賃、、、とっても痛い出費です。
写真は新しく交換されたBOSCHのバッテリーです。
寿命が来たバッテリーも2年8ヶ月、65,000km以上使用しました。
使い過ぎなのは明確ですが、これだけ使えれば十分に元は取ったかな?とは思います。
実は毎年点検時にディーラーのメカニックさんに交換を勧められていましたが毎日80km通勤していたので充電十分だろう?と交換を断っていました(笑)
今回のトラブルはバッテリー交換時期を無視して長距離を走行した僕の責任ですよー。でもまだ使えるかもしれないバッテリーを定期的に交換し続けるのはなんだか嫌な感じ。利便性と費用とを考えると難しいところですね。
【車両データ】
車名・グレード:FIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)
カラー:ボサノバホワイト
右ハンドル・5速セミAT「デュアロジック」
総走行距離:約65,700km
平均燃費(エアコン常に使用、峠道と市街地を通勤):14.0km/l
高速道路走行時の平均燃費(名古屋←→東京):20.2km/l