今回はFIAT500の記事です。
先日仕事でFIAT500 1.2 POP(2009)を試乗しました。
実はボクの愛車であるFIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)を購入したときにディーラーでどれかのグレードを試乗しましたが、詳細が思い出せません。
うーん。
というわけで都合上、今回が1.2初試乗、、ということにしちゃいます。
(たぶん正解ですが)
オーナーさんのブログなどで言われるような「軽快さ」「頑張ってる感」「気持良さ」・・・などなどは本当なのか、と色々妄想しながら試乗しました。
FIAT500 1.2 POP デュアロジック 試乗
感想もまさにその通りでした。
出だしの軽快さ、素晴らしいです。とんとんと前へ出ていきます。燃費も良いですし近所をちょろちょろ回るには十分です。キモチイイ。
内装はマニュアルエアコンである事とシートの柄以外はほとんど一緒。
なるほど、1.2を選ぶ理由は、とってもわかります。
また最小回転半径も1.2の方が少ないので使いやすいと思います。
(1.4は「これはミニバンなのか!!」とヤキモキするぐらい曲がりません・笑)
一般的に信号や渋滞の多い都会では1.2はベストマッチではないかなぁと思ったりもします。
さっきも書きましたが1.4より出だしが軽いのが本当に良いです。右左折時など今なら曲がれる!と言うときにアクセルを踏めば「トン」と前に出てくれる。この感じはとても良いと思います。
ついつい1.4の時のように強く踏んでしまい、ギクシャクしてしまいそうになるぐらい。
正直な所、1.4をオーナーの僕からすれば全体的にパワーが足りなく、追い抜きや合流の為の加速等ではちょっと寂しいなーと思う時があります。
エンジンが単純に排気量が少ないだけではないので仕方ない事とは言え回転数を上げた時の盛り上がり方も寂しい。
でもそういった事がイコール不快になるわけではなく、
「ハハハ、しょうがないねー。ゆっくり行こうかなぁ」
とも思わせてしまうのはFIAT500マジックなのかもしれない(笑)
そんな中、気になったのは「ロードノイズ」でした。
これはクルマが悪いというより純正装着タイヤが悪い感じです。ゴーゴーとうるさいのです。
僕が1.4を購入した時、最初に感じた事が純正装着タイヤによるロードノイズと乗り心地の悪さでしたので、「あぁ同じような事だなぁ」と。
僕には 1.4 がピッタリ。
初めての1.2試乗でしたが、良い体験ができました。お互いに良い所がありますね。
乗り比べてみて改めて僕の運転の仕方、クルマの使い方だと1.4 がピッタリで購入時のグレード選択も間違っていなかったと分かりました。内装的にもLOUNGEのオートエアコンの方が見た目的に好きです。
1.4の出だしが1.2のように軽快ならもう言う事無いです。(決して1.4の出だしが遅すぎる訳ではなく1.2の軽快さが気持ち良いのだ)
まぁ1.2と1.4では、それぞれ戦うフィールドが違っていて、1.4の方が僕の生活に適していたと言う事だけ。
(1.2の事ばかり言ってますがTwinAirはどうなのよ?という事もありますが、今回は特に取り上げませんでした。)
ちなみに2011年9月30日現在、FIAT JAPANの公式サイトを見ると新車で買える1.4 LOUNGEの在庫は「残りわずか」らしいです。
もうじき販売終了なのかーーなんてこったい(涙)
FIAT500はグレードでの差はあるんだけど、良いクルマだな!て事は共通ですね。10年は乗るぞ!と気合いを入れて大切に乗っていきたいと思います。
【車両データ】
車名・グレード:FIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)
カラー:ボサノバホワイト
右ハンドル・5速セミAT「デュアロジック」
総走行距離:約65,600km
平均燃費(エアコン常に使用、峠道と市街地を通勤):14.0km/l
高速道路走行時の平均燃費(名古屋←→東京):20.2km/l