FIAT500に限らず、自動車に取り付けたアクセサリーの電源はどこから取ったらいいか悩みます。
アクセサリー側には「シガーソケットに差すだけの簡単接続!」な物が多いわけですがクルマには普通ひとつしか付けられません。「3連拡張シガーソケット+青色LED!」なパーツも売っていますが、アレは・・・美しくない(笑)
ということで電源を内装の内側に増設してみました。FIAT500のキュートな車内イメージを崩すこと無く出来上がり。大容量の電源でなければOKの拡張性も持たせてみました。
この記事の見出し・概要
ETC、スマホ用電源、ドライブレコーダー・・・
僕のクルマにはETC、スマホ用電源、ドライブレコーダーと後から付けたアクセサリーの電源が沢山つながっています。それぞれを別々のところから取るのは管理が大変なのと、トラブル時の復旧や機器の交換も大変なのでわかりやすいところからひとまとめで取ることにしました。
内装を外して
写真の黄色い丸の部分にあるボルトを外します。ドリンクホルダーとサイドブレーキの部分は六角ボルトで足元はトルクスと呼ばれる星型のボルトが使われています。
トルクスを外すにはホームセンターで1,000円ほどで購入できるトルクスレンチが必要です。
赤い丸の部分はプラスチック同士がツメで固定されているのでパチンと力を込めて外します。
ボルトを外したら、シガーソケット部分の配線を裏から外すのを忘れないようにしてパネルを抜き取ります。ちょっとパズル気分です。
この時に赤い丸部分のツメで傷が付いてしまうことがあるので、ガムテープやマスキングテープを使って保護したりするなどして対策しておくと良いと思います。
ディーラー作業の電源分岐を改良
僕のクルマには元々純正オプションのSONYポータブルナビが取り付けてあり、電源線もディーラー側で予め処理をしてもらっていました。
ならばそこを利用しない手はありません。
シガーソケットの配線部分を加工しているディーラー作業の電源分岐をちょっと改良して電源ターミナルとしました。
アクセサリー電源とアースをそのまま流用します。先を切断してキボシ加工を行い、購入しておいたターミナルと接続。ターミナルからはそれぞれの機器を取り付けるための拡張シガーソケットを接続するようにしました。
接続したら、パネルの内側の隙間にターミナルとソケットを押し込んで外したのと逆の方法で取付を行えば完了です。
ターミナル付きはメリット・デメリットも
ターミナルなど使わなくても配線を分岐するなどすれば確実に取付・接続が出来るのですが、これから機器が増えても手軽に増設ができるようにターミナル接続としました。
接続方法は、アンプに繋ぐスピーカーケーブルと同じで穴に銅線を差し込んでの固定です。
スッキリ配線、簡単接続なのがメリットですが、ターミナルの分だけコスト(1,000円以下ですけど)が必要なのと、配線の抜け等の心配がデメリットです。とりあえず今のところは問題なく使えています。
アクセサリー製品側には手を付けないで
スマホ充電ケーブル付きソケットやETC、ドライブレコーダー等には加工を一切していない「正しい使い方」で取付を行っています。
製品内には電圧・電流を調整したり過電流や異常発熱を防ぐヒューズがあったりますが、それがどこにあるのかは製品によってバラバラなのでアクセサリー側の安易な加工はしてはいけません。
加工していないので車両を乗り換えした時の付け替えも安心で、オークションで売ったり知人に譲ったりも可能です。
簡単接続・スッキリ配線はもちろん、配線やターミナルが外から全く見えないので僕が一番気にしていた「見た目」も変わらず大満足。
僕の場合は過去に全ての工具や部品が購入済みでしたので費用はかかっていませんが、一から揃えても3,000円あれば大丈夫です。
今後いろいろとアクセサリーを増設される方に少しでも参考になったら嬉しいです。
スマホ用電源を引いたときの記事はこちらから。
・FIAT500純正ナビステーを利用してスマホ車載ホルダーを装備!
【車両データ】
車名・グレード:FIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)
カラー:ボサノバホワイト
右ハンドル・5速セミAT「デュアロジック」
総走行距離:約83,340km
平均燃費(エアコン常に使用):13.4km/l
高速道路走行時の平均燃費(名古屋←→東京):20.2km/l
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