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ちょい前のFIAT500 1.4 ラウンジと1.2 ポップ 、中古車で買うならどっちが良いの?!

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FIAT500 1.4ラウンジ を2009年1月末に新車購入しそれ以来、7年間ずっと乗っています。2016年8月の段階で92,000km走行していますが、大きな故障もなく幸せに暮らせています。

日本仕様が発売された2008年3月から8年も経ち中古車在庫も豊富です。内容は個人的な感想で完璧ではありませんが、FIAT500 1.4と1.2の差、ラウンジとポップの差を記事に残しておこうかと思います。中古車購入の参考になればと思います。

ツインエアについては、また別の記事で今回の記事とリンクして書きたいと思います。

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中古車価格は?

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2016年8月現在のそれぞれの中古車価格をざっくり調べてみました。
発売終了したグレードと現在も発売中のグレードとを比べると、未使用登録車等も含まれるため価格で大きな差が出ますが、そういった車両を除けば価格帯は似たり寄ったりになります。

FIAT500 1.4ラウンジ は既に発売終了してますので中古車登録台数も少なく貴重と言えば貴重かも。

互いに、50,000km前後の走行距離の車両で比べると、支払総額で110~140万円ほどでしょうか、さらに過走行車になると100万円を大きく下回る車両もゴロゴロしています。でも限定車も多いので価格に大きな開きがありますね・・・これはわかりにくい・・・。

・・・そして92,000km走行した愛車の価値はすでに・・・。

メンテ費用の差

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メンテ費用の差、まず思いつくところは点火系の部品でしょうか。
スパークプラグに電気を飛ばす部品があるのですがそれが1.4ですとダイレクトイグニッションとなり、故障した際の部品交換代も4気筒分の4本交換すると1.2の4~5倍必要になります。

その他は1.4はリアブレーキがディスクブレーキとなり1.2のドラムブレーキよりも部品代が若干高価、タイヤサイズも1.4純正装着タイヤが15インチになるため、割高になります。
冬のスタットレスタイヤも15インチのスタットレスタイヤは非常に高価なため、ホイールセットで1.2と同じ14インチにする方も多いです。
1.2でしたらホイールセット購入が王道ですが、タイヤのゴム部分だけスタットレスタイヤにはめ替えるなどして更なる節約も可能。

装備・性能差

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1.4は最小回転半径が大きい、曲がらないとよく言われます。事実です(笑)

1.4は前輪切れ角が少なく最小回転半径が5.6メートルもあり、ひと昔前のミニバンクラス。1.2は4.7メートルで、小回りも違和感はない。1.4オーナーさんでも車両サイズと取り回しの差に驚かれる方は多いですが、「小さい車だけど曲がらない」と思っていれば切り返しを考慮して運転しますので大丈夫。
ショッピングモールの立体駐車場でも不便ですがそのうち慣れます(笑)

それ以上に、私は1.4 + ラウンジ モデルの豪華装備に魅力を感じています。
100psのエンジンパワー、スポーツモード、15インチアルミホイール(のデザイン)、オートエアコン、ガラスルーフ、トランク照明、バックセンサー等の専用装備は日々の運転に余力と快適さを与えてくれます。

高速道路でのドライブ、交通量の多い道路をよく走る場合にエンジンパワーがそこそこありますので1.4は楽です。
下道を多く走られるのでしたら1.2でも問題ありません。ミッションギア比の差で低速の加速性能では1.2の方がキビキビ動きとても軽快で楽しいです。

デュアロジックの変速ショックは1.4の方が少ない印象。これは上記のギア比の影響もあるかと思います。

ラウンジモデル標準装備のオートエアコンに関しては好みでしょうか。購入して3年間はマニュアル操作で使っていたので(笑)室内デザインで好きな方のグレードを選びました。
ガラスルーフは夏に頭頂部が暑くなります・・・こればっかりは仕方がないですが、代わりに室内が明るくなるのでどっちを取るか・・・でも暑い!

1.2にも特別装備の限定車やラウンジモデルが有りますので、エンジンパワーの差を重視しないのであれば1.2ラウンジの中古車を探すのもアリかも。
もちろん「無くてもいいけどあったら嬉しいかも」という豪華装備が要らないのならポップでOK。シンプルなポップモデルが好きというオーナーさんもたくさんいらっしゃいます。

そして結構大きな差なのですが、アイドリングストップ機能の有無があります。1.4はそもそも設定にないのですが、1.2、2010年以降のモデルにはアイドリングストップ機能が装備されています。燃費のことを考えるとあっても良いかなと思える機能ですね。

こちらの記事もどうぞ。スポーツモードの機能紹介です。

故障・耐久性

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故障についても両方共古い設計のエンジンですのでエンジン耐久力は高いと思います。ある程度のエンジンオイルの消耗は故障ではなく仕様ですので、仮に減る場合でもあまり神経質にならず、減ったら足す、ぐらいの気持ちで所有するのが良いと思います。

一時停止中のエンスト報告があったり、ミッション部分の故障も報告されているようです。中古車である以上(いや新車でもw)どこが壊れるかは「運」になるかと思います。パワーウインドウ、マフラーのサビ、デュアロジック・・・しかしコレばっかりは個体差やオーナーさんの運転癖も影響してきますので壊れない・壊れるとも言い切れない。
いろいろなケースがあるでしょうが、少なくとも僕の環境では消耗品の交換だけで、92,000km走行しても大きな故障・トラブルは起きていない・・・としか言えません。

でもでも中古車購入時にゴム類やバッテリー等消耗品の交換をしてもらえれば、次回車検まで問題なく乗れるのではと予想します。
10年前と比べて品質向上していますよ。

こちらの記事もどうぞ。70,000km走行時のトラブル報告です。

最終的には好きな方を!

私が新車購入するときも悩みました。2009年 当時は1.2ラウンジ、1.4ポップ、1.4ラウンジと1.4スポーツ がラインナップにあったと思いますが、走行する場所や頻度、試乗した時の印象で1.4ラウンジにしました。

それから、何台かの1.2、1.4 に試乗しましたが、私のライフスタイルでは1.4ラウンジを選んで間違いはなかったなと思っています。
あくまで「私のライフスタイルでは」ですので、購入される方はディーラーで試乗して、中古車でも試乗が可能なら試乗して、体験して納得してから買うのがやっぱり王道でベストな方法です。

私のクルマは故障が少ないので今のところ、消耗品の交換・タイヤ代ぐらいしか1.2との差を感じられていません。それも数年ごとにやってくるだけですので年間で割れば微々たる差です。

繰り返しになりますが、最終的には好きなグレードを購入するのが一番です。好きなクルマでないと大切にしません。乗って楽しいな、運転して良かったなって思える相棒を見つけるのが一番だと思います。

FIAT500、良いですよ!乗り換える気はまだありません!

※ツインエアについては、また別の記事で今回の記事とリンクして書きたいと思います。

【車両データ】
車名・グレード:FIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)
カラー:ボサノバホワイト
右ハンドル・5速セミAT「デュアロジック」

総走行距離:約92,300km
平均燃費(エアコン常に使用):15.7km/l
高速道路走行時の平均燃費(名古屋←→東京):20.2km/l

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