機能紹介

FIAT500凍結・雪道でも強いが過信は厳禁!電子制御デバイスの優秀さ

3月10日の今日、急に冷え込み各地で吹雪というニュースが駆け巡っています。少し前の2月の中頃、大規模に週末の2週、2回も大雪に襲われました。
僕の住む名古屋でも車の上に3cm以上雪が積もってしまったそんな週末、山奥にある実家にFIAT500で雪の中、凍った路面の中、スタックしたクルマを横目に見ながら走行してきました。

おいおい、大丈夫かよ?と心配しながらも実家に無事到着。その時にとても感心したフィアット500の安全機能について紹介したいと思います。

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横滑り防止装置・ブレーキ・スロットル制御

2008年製の僕のクルマ。当時の日本車では高級車や一部グレードのみの設定であったESPなどの電子制御デバイス。
外国車であるFIAT500には7個のエアバックや頑丈なボディ構造など安全装備はもちろんのこと、雨道や雪道で力を発揮するESP、ASRと言った電子制御デバイスも標準装備されていてしっかりと考えられてるし意識高いなぁと思えます。
安心が標準装備、お得感ももちろんあります。

ASRもESPの機能の一部なのですが、簡単に取扱説明書から説明文を引用してみます。

ESP:
ESP(エレクトロニック スタビリティ プログラム)は、滑りやすい路面やオーバースピードでのカーブ走行時などでタイヤが路面接地能力を失った時に、自動的に個別のタイヤにブレーキをかけたり、エンジン出力を低くすることで路面接地力を回復させ、主に横滑りに対する走行安定性を補助するシステムです。
取扱説明書1-110

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例えすらわかりにくいと思うのですが、キャタピラ(無限軌道)を搭載した車両の旋回が近いでしょうか・・?ブルドーザーとかパワーショベルとか・・。
たとえば右に曲がりたいけど曲がりきれない場合、右側(内側)のタイヤにブレーキをかけるとより右側へ曲がろうとする力が働きます。またアクセルを緩めれば小回りもより効きやすくなります。
色々なセンサーからクルマの状態を把握し、上記のような制御を細かく、状況が改善するまで行いながら「本当に曲がりたい位置」へとクルマを制御してくれます。

ASR:
ESPに組み込まれているASR(アンチスリップレギュレーション)は駆動輪(前輪)に駆動スリップ(空転)が起きたとき、この現象を最小限にするよう補助する機能です。滑りやすい路面でで接地力が低いときでも、より安定した駆動性能を期待できます。
取扱説明書1-113

急アクセルを踏んだときやオーバースピードでカーブに侵入したときなどにエンジン出力を抑えたり、ブレーキをかけて擬似的に「デファレンシャルギア」と呼ばれる左右輪の走行距離の差を吸収してくれる「差動装置」に動作制限をかけて駆動力を得たり、回復してくれるようにしてくれます。
TCS(トラクションコントロールシステム)なんて呼ばれたりもしています。

ブレーキ制御は、ゴゴゴゴゴという音で、ASR動作時にはメーター右側に警告灯が点滅したりガクッとエンジン出力が低下するので気がつくことが出来ます。

ESP、ASRとかの動作の様子

短いですが実際に動作するとどうなるか、動画に撮ってみました。
走行状態でのテストは危険すぎるので停止状態から。ASR(駆動輪空転防止機能)動作で、「ゴゴゴゴゴ」という音はブレーキ制御、「メーターの黄色い警告灯」はトラクションコントロールシステム動作時の警告。

わざと過剰にアクセルを踏んでいます、最初はスリップするので左右のブレーキを細かく動作させ前に進む力を作りだそうとしています。その後、更にアクセルを踏み込んだためスロットル制御が入り、出力を低下させてアクセルを踏んでもエンジンが回らない状態になっています。

ちなみに後進でもブレーキ制御は働くようですね。もう少しアクセルを踏めばスロットル制御も入るかもしれません。

試しに雪道を走行中にASR機能をオフにしてみた時もありましたが、ハンドル操作が効かなくなりクルマも不安定に。
何か明確な目的がある以外はオフにしちゃダメです。「こいつぁ有能だーーー!」と叫びたい気持ちになりました。

動きすぎてもダメ、止まってもダメ

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実家に到着した深夜、道路から庭に入った直後のちょっとした段差でスタックしてしまい動けなくなってしまいました。最初から勢いがあれば進むことは出来るのですが一度止まってしまうともうダメです。

こうなってしまうとチェーンがないと自力では動けません。本当は写真左奥の車庫に入れたかったのですが、翌日まで放置し雪かきをして脱出させました。

要はドライバー、過信しないように

ちなみにこの動画は凍結路を走行中に前方で事故があったため停車した映像です。特になにもないのですが、路面はツルッツルで停車時にABSが働いています。
僕の先に割り込んだクルマも滑っています。(乱暴だなぁ・・)

雪道や凍結路での走行のコツは、「止まらないで動き過ぎない」事です。とにかく動いていれば進むことが出来ます。坂道などでビックリして止まってしまうとそれ以上登って行くことは難しくなります。(スリップしきっちゃったら危険なので即止まるべきです)

たまに坂道などで譲ってくれるドライバーさんがいるのですが、「止まっちゃって大丈夫か?」と心配になります。こちらもワダチから外れなければいけないわけで逆に危険。お願いですからそのまま安全にゆっくりでもいいから前を走り続けて!と強く思っちゃいます。

あまり大きな声で言えないのですが、ある程度の勢いも必要です。先の道順がわかっている坂道ならば、手前で勢いをつけてエイヤーーと登り切るというのも一つのテクニック。
メリハリを付けることも必要で走行ラインを変えてあえての雪上を走ってみたり、チェーンなどでバリバリに凹凸のあるワダチをトレースしてみたり、ハンドルを左右に切って探ってみたり・・と、どうしたらスリップしないかな?と考えながら運転してみるだけで大きく違います。

一度、雪の上でクルマがどう動くのか試しておくのは良いことだと思います。雪が降った後の駐車場とか、安全を確認した上でちょっとだけブレーキテスト等して体験してみるのもいいかもしれないですね。

※東海地方では時期的に大きな雪はもう降らないかと思いますが。。(汗)

【車両データ】
車名・グレード:FIAT 500 1.4 16V LOUNGE (2008)
カラー:ボサノバホワイト
右ハンドル・5速セミAT「デュアロジック」

総走行距離:約78,700km
平均燃費(エアコン常に使用):13.8km/l
高速道路走行時の平均燃費(名古屋←→東京):20.2km/l

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